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花輪 陽子著、夫婦同時失業から復活したFPが教える、節約せずに年間200万円貯める方法

2011.03.11

不況が続く中、「節約しなくっちゃ…」と焦りにも似た思いにとらわれている人も多いでしょう。

そんな時、意外な観点から目を開かせてくれるのがこちら。

花輪 陽子著、夫婦同時失業から復活したFPが教える、節約せずに年間200万円貯める方法

評価は

★★★★★ (ゼッタイお薦め。一生ものの価値あり)(評価の基準はこちら)

一見すると節約の本ですが、実はちょっと違います。その本質は、

 「年収400万円でも生涯賃金3億円の夫こそ『資産』」

というひと言に要約されます(24p)。

そう、この本は、

 長期的な視点から (生涯賃金)
 フローとストックを分けて考えて (年収 vs. 資産)

トータルに家計を、ひいては人生をコントロールしようと言う提言なのです。

ちなみに、著者の花輪陽子さんは、マネー講師の登竜門「E-1グランプリ」の優勝者。

さすがに「伝える力」が違います。

カン・チュンド著、ETF投資入門 (日経文庫)

2010.11.04

「投資の話の時、ETFって聞くことがあるけど、ぶっちゃけどうなの?」

と言う時にぜひチェックして欲しいのがこちら。

カン・チュンド著、ETF投資入門 (日経文庫)

評価は

★★★★☆ (購入して読む価値あり)(評価の基準はこちら)

本書の最大の特徴は第5章の、「ETFのデメリットとリスク」にあります。

あたりまえだけど、ETFだって魔法の杖じゃないんだから、これだけ買っておけば全てがうまくいく、というものではありません。

もちろん便利な商品なんだけど、ちゃんとデメリットとリスクも分かったうえで「使い分け」をするためには、この章で勉強した方が良いですね。実際におカネに関する個別の相談にものっている著者だからこその、親切&真摯な姿勢と言って良いでしょう。

投資初心者を脱して中級者に踏み込みたい人にはオススメです。

ノフシンガー 「最新 行動ファイナンス入門」

2010.10.12

「行動ファイナンスって、最近流行みたいだけど、なに?」

と言う時にチェックしたいのがこちら。

ノフシンガー 著、最新 行動ファイナンス入門

評価は

★★★★☆ (購入して読む価値あり)(評価の基準はこちら)

そもそも行動ファイナンスって何?という方には最適の入門書でしょう。
行動ファイナンスに関するトピックをひととおりカバーしながらも、説明は平易で
113ページしかなく一日で読み切ることが出来ます。
ただし、コンパクトでも内容は正統で今後他の行動ファイナンスの本を読む
指標となるような良書です。

行動ファイナンスとは従来のファイナンス理論では説明できなかった現実と理論の
ギャップを埋めるものとして期待されている新分野です。

従来のファイナンス論に心理学や認知心理学の成果を加え

・投資家は期待効用最大化の合理的な行動をせず実際には一定のパターン
(心理的バイアス)に従う。
・一定パターンには、認知的不協和、メンタルアカウンティング、気質効果、
コントロールの幻想、ヒューリスティクスエラー、感応度低減・・・
などで説明できる行動がある。

という考察を引き出しています。

個人投資家が行動ファイナンスの知見を得て勝利するには、上記のエラーパターンを
認識し、それを避けるようにすることだそうです。
具体的には「利益は放置し損失は限定せよ。」などの指針があります。
また「オンライン証券を利用する場合は、特に認知エラーを起こす危険性が高まる
ことを自覚したい」
という指摘は、オンライン証券全盛の昨今、なかなかスルドイ
のではないのでしょうか。

書店の投資コーナーへ行くとセンセーショナルな本が多数見られる現在、
自己防衛のためには学んでいて損はないと思います。

ニーアル ファーガソン著、マネーの進化史

2010.05.28

けんかっ早いことで有名なハーバード大学のファーガソン先生が書いた、金融史の入門書。

ニーアル ファーガソン著、マネーの進化史

評価は

★★★★☆ (購入して読む価値あり)(評価の基準はこちら)

体系だった内容と、読者を飽きさせない優しい語り口で、楽しく金融史が学べてしまう、とってもお得感のある本です。

金融って言うと、サブプライムやリーマン・ショック、ギリシャ・ショックなど、「今そこにある危機」に目がいきがちですが、現在進行形の事象を知るためには過去の経緯をひもとく必要があるわけで、この意味で金融に興味がある人全てが一度は手に取りたいものです。

もちろん現代日本もその例外ではなく、いくら国内の投資家が買っているとはいえ、巨額の国債発行が今後どう影響を与えるか、中世イタリアの都市国家を範に考えてみるのも面白いですね。

欲を言えば、もうちょっとコンパクトにまとめても良かったんじゃないかなー、と思いますが、それでもぜひ手に取りたい一冊です。

デジタル類語辞典(日本語)

2010.02.22

説得力ある文章を書きたいですよね。

日常のレポートや提案書でももちろん、集客のためのキャッチコピーを考える時なんて言葉一つで成約率が違うので、徹底的にコダワリ抜くわけですが…

正直、自分のボキャブラリーの貧弱さにがっかり、なんてことも良くあります。

そんなとき大きな助けになってくれるのがこちら。

デジタル類語辞典

評価は

★★★★★ (何度でも読む価値あり)(評価の基準はこちら)

一つの言葉を引くだけで、同義語・広義語・狭義語・関連語・反義語などが一気に出てくるのが何とも便利。とくに、「関連語」というのは、キャッチコピーなどを作る際に言葉を探すのに便利ですね。

あと、この手のソフトって、ウェブ上じゃなくってデスクトップにあってパッと見られるのが重要な気がします。思考の流れを妨げないと言う意味でね。

とにかく、文章を書く人にはお勧めです。