ラスベカス問題

Filed under: インターン — madoguchi @ 2009.08.31

こんにちは、マネーカレッジ  インターン生の東山ですにこ

今回は資産運用におけるちょっとした心理に関する話題です。
資産は増やすのも重要ですが、いかに減らさないかも大事な側面です。

減らさないための「気持ちの工夫」に気づかされるラスベカス問題と呼ばれる逸話がありますので紹介させて頂きたいと思います。
とある新婚夫婦がハネムーンでラスベガスに来ていました。何日かギャンブルを楽しみましたが一向に勝てません。その日の夜も相変わらず負けて帰ってきました。妻は早々に寝てしまい、夫は漫然とテレビを見ていました。その時、テレビの上にルーレットに使う5ドルチップが置かれていることに気がつきました。多分、妻が使い忘れてカジノから持って帰ってきたのでしょう。夫はその5ドルチップをポケットに入れ、寝ている妻を起こさないようにそっと部屋を出てもう一度カジノに向かいました。カジノに着くや、夫はルーレットに向かい5ドルチップを賭けました。結果は大当たり。その次も大当たり。気がつくと100万ドル(1億円超)ほど勝っています。夫は100万ドル全額をつぎ込んで最後の勝負に出ることにしました。当たれば1,000万ドル(10億円超)です。ルーレットが回り始めました。ところがとうとう運のつき。勝負に負けてしまい一文無しになりとぼとぼとホテルに帰りました。部屋に入ると妻が目を覚まして「どうしたの」と怪訝な顔つきです。「カジノに行っていたのだよ」と答える夫に「どうだった?」と聞く妻。夫は答えます。「悪くはなかったかな、5ドル損をしただけだから」。(『賢いはずのあなたが、なぜお金で失敗するのか』 ゲーリー・ベルスキー他、日本経済新聞社刊を参考)
みなさんなら、損失をいくらだと考えますか?


最初に持っていたお金が5ドルだから、5ドルの損失だろうと考える方が多いのでは。私自身もかなりのプラス思考で都合の良い人間ですので、そんな風に思います。

 

しかし、実際では明らかにある時点で一億円を保有しているのだから、一億円の損失と考えるのが正しいのではないでしょうか。
ハウスマネー効果という言葉があります。

 

ハウスとは賭場すなわちカジノのこと。カジノに入っている間、つまりハウスに入っている間のお金は、本来は自分のお金であるにもかかわらずあたかもハウスという別の世界で儲けたり損したりするお金だという感覚を、知らず知らずのうちに私たちは持つということです。
簡単に手に入ってしまった、もしくは思わぬ収入があった時、このハウスマネー効果がうまれやすいらしいです。
私もついつい旅行先や買い物などで衝動買いなどしてしみ、お金を使ってから後悔するのですが、こういう“宵越しの金は持たない”的な考え方が一番恐ろしいですね。


マネーの使い方だげではなく、マネーに対する考え方も勉強していきたいものです。

マネーカレッジ じぶん年金研究所


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